2003年5月1日(木)12:30過ぎ、“Black Knights”のTomcatにとって最後の実戦となった“Operation Iraqi Freedom”からの厚木基地への帰還Fly-inが始まった。最初の第1編隊は、CO CDR. James H. Flatleyの操縦するNF-101を先頭にNF-100, NF-102, NF-103の4機。続く第2編隊は、NF-105, NF-106, NF-107, NF-110の4機。最後の第3編隊は、NF-111, NF-112, NF-113の3機。合計11機のTomcatがエプロンに揃ったところでCOの号令で一斉にエンジンシャットダウン。キャノピーが一斉に同時に開けられ、クルー全員は約100日ぶりの家族の待つエプロンに降り立った。


 帰還した機体全機の機首左側には、3月19日から開始された“Operation Iraqi Freedom”のミッションスコアが記入されていたが、現在の主な任務となったBomcatを象徴するが如く、書かれていたのはGBUのシルエットマークと、M61A1で500発を発射して移動式の「レーダー・バン」を撃破したスコアが161296/NF-107にのみ書かれていただけだった。なお、この日のFly-inには、本来、帰還すべく158620/NF-104の姿はなく、4月2日にイラク南部に墜落するまでに記録されたであろうミッション・スコアが、NF-107, NF-110, NF-111にそれぞれ6個づつ、計18個のGBUシルエットが赤で書かれていた。
.100101102103105106107110111112113
GBU(黒)1645355124383235212818
GBU(赤)------666--

M61A1

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