No. 2001-32
Magic56 引退

( 2001年10月3日 リリース )

米海兵隊最後のCT-39G (Bu.No.160056)が9月6日の任務を最後に引退した。

1999年1月17日、普天間基地MWHS-1に配属され、極東地域のOSA(Operational Support Airlift)任務に就いていた"Magic 56"は、引退までの約2年8ケ月の間に3,500人以上のパッセンジャーを乗せ2,700時間以上の飛行時間に及んだ。

引退後の9月10日に普天間基地を離陸した160056は、三沢基地、Eareckson Air Station, Alaska、Elmendorf AFB, Alaska、Helena Regional Airport, Montanaを経由して、9月14日にNAS Pensacola, Fla.に到着し、同基地をホームベースとするVT-86"Sabrehawks"に引き渡される予定となっている。

CT-39Gの後任Cessna UC-35D Citationは普天間基地に11月に到着予定と、当初より若干遅れているようだ。今のところ2機(165938-165939)のUC-35Dが確認されており、どちらが普天間への配備予定か現時点ではわからないが、"Magic38"または"Magic39"がラジオから聞こえてきたら要注意となるはずだ。