No. 2003-63
VF-154 “Black Knights”帰国
( 2003年10月1日 リリース )

9月24日(水)、VF-154 “Black Knights” がNAS Oceanaに向け厚木を出発した。


161866/NF-100

161276/NF-101

121288/110

 10:10頃、まず第一陣の6機が、VF-154CO CDR. Douglas E. Watersの乗る161276/NF-101をフライトリーダーとし、 161866/NF-100161293/103161280/102161291/106161271/105の順で次々と離陸。161296/107のマイナートラブルにより、30分程度出発が遅れた11:10頃、第二陣となる5機が、VF-154XO CDR. Rinehart M. Wilke IVの乗る161296/107をフライトリーダーとし、 161288/110161292/111162697/113158624/112の順で離陸。VF-154所属のF-14A全機(11機)がNAS Oceanaに向け、無事に厚木を離陸していった。
厚木を離陸した11機は、米空軍タンカーの支援を受けて、グアム、ハワイ、NAS Point Muguを経由し、9月28日(現地時間)夕方にNAS Oceanaに到着する予定となっているが、非公式ながら全機(11機)が無事にNAS Oceanaに到着したとの情報が伝わってきた。


161292/111

手前より、#111, #110, #113

121296/107

CAPT. Driscoll

 全機が旅立った後、閑散としたVF-154ハンガー前でCVW-5CAG CAPT. Patrick F. Driscollの記者会見(上右写真)が行われ、VF-154の帰国がCAGより正式に伝えられた。帰国への大きな要因は『F-14 Tomcatの老巧化』と発表されたが、VF-154帰国と交代にCVW-5に配備される予定の部隊と運用する機種、および、その来日時期については、『現在調整中』と明言を避け、『時期が来たら発表する』と付け加えるに留まった。

Acknowledgement : Special thanks to cooperation of CVW-5 and VF-154.